1.小野湖の水質と豊かな自然環境の保全についてです
①大田川水系上流部に計画されている産業廃棄物最終処分場建設計画と本市の対応
②稚アユの放流の継続
2.公用車について
① 公用車の稼働率とこれまでの削減の実績とその評価
② 共用公用車と共用システムの運用公用車あの運用状況と全ての公用車の完全一元管理化
③ 公用車の燃料給油、車両点検、車検発注における業者選定の現状と管理費節減のためのフューエル&ETCマネジメントシステムの導入
④ 環境負荷の小さい低公害車の導入、初期費用や管理費安いリース車両への転換
⑤ 燃料費軽減効果と交通事故低減が期待できるエコドライブの推進
H21年12月議会議事録 |
志賀光法皆さん、おはようございます。新政会の志賀光法でございます。通告に従いまして、質問させていただきます。 |
久保田市長志賀議員の御質問にお答えをいたします。 |
志賀光法御答弁どうもありがとうございました。それでは、自席から再質問並びに要望をさせていただきます。 |
井本環境部長お答えいたします。 |
志賀光法安定型最終処分場については、さまざまなことが危惧されていることを、ただいま御紹介いただきました。これまで安定型最終処分場については、実は全国的にさまざまな災害が報告されております。少し御紹介させていただきますが、硫化水素の発生とか、有害重金属による水の汚染、地熱の発生、悪臭の発生、火災の発生や有毒ガスの発生など、また、それ以前に、先ほど御紹介いただきました安定5品目そのものが危険とも言われております。廃プラスチックについては降雨によってその可塑剤が溶出するとか、金属くずからは温度変化や圧力によって重金属である鉛や水銀、カドミウムなどが溶出する。また、酸性雨であれば、さらにその可能性が高くなるそうです。ゴムくずにおいても、亜鉛やその化合物や可塑剤であるDOA、アニリンなどの発がん性物質が溶出する可能性があるそうです。また、陶器くずにおきましても、顔料であるコバルトやクロム化合物など有害物質の有無を見分けることが容易にできないなど、安定5品目自体が危険であるとも言われています。安定型産業廃棄物最終処分場については、その安全性が危惧され、環境上問題があると思います。 |
井本環境部長小野地区の関係者につきましては、地元の意向を反映して決定することとなっておりまして、一般的には自治会の代表者などがそれに当たる者と考えております。また、県におきましては、この関係者の承諾が得られなければ、事業者との事前協議には入らないとしております。 |
志賀光法ありがとうございます。今回の行政指導については、実は昨年4月に改正となった、山口県産業廃棄物処理施設等の設置に関する指導要綱に基づいて行われたもので、この改正で規制が強化されています。改正された最も重要なポイントを申し上げますが、関係地域を明確にし、そして、すべての関係地域に当たる自治会の承諾が必要となったことです。また、その報告を事前協議の開始から2年の間に行わなければ、事前協議自体が失効することになったそうです。言いかえると、2年間に関係自治会の反対が一つでもあれば、事前協議が成立しないことになったわけで、これは住民側にとっては大きな改正であり、建設を進める業者にとってはかなり厳しい改正となったものだと思っております。このほかに、関係地域の定義や範囲が変わって、より明確になったことや、おおむね今まで500メートル条項と言われておりましたが、500メートルと言われた関係地域の範囲が、生活環境影響調査で影響を受ける地域となったところが大きな改正で、建設予定地から500メートル以上のところでも関係地域になることができるということです。 |
末次経済部長お答えいたします。 |
志賀光法ありがとうございました。今の御答弁の中で、厚東川水系では共同漁業権でアユの放流は行われているが、大田川については漁業権が設定されてないということで、アユの放流事業は行われてないということですが、現在、水道週間中に水道局が行われているイベントでアユを放流しているということをお聞きしておりますが、その放流目的と放流量についてお尋ねいたします。 |
宗内ガス水道管理者お答えいたします。 |
志賀光法ありがとうございました。アユは、岩が土で汚れているようなところには生息していないそうです。アユがいるということは、その川がきれいだということの証明になるそうです。壇上でも申し上げましたが、アユは成魚になるとコケなどを食べるそうで、川底がきれいになると言われております。私は、アユがいない川なんて、川ではないと思います。現在、厚東川ダムで遡上をすることはできないわけですから、行政が責任を持ってやはり放流をすべきと考えております。できれば、水道週間での放流の量を少しふやしていただければと思っておりますので、その辺は御検討いただきたいと思います。 |
和田財務部長福祉部門の増車の理由でございますけれども、福祉部門の公用車は、公用車の共用化を開始しました平成12年度は7台を保有しておりました。その増車の理由としまして、まず、介護保険業務が本格化して、現地に頻繁に出なければならなくなったということ、もう1点は、障害者自立支援法が施行されまして、これにつきましてもやはり現地での調整をするということで、この2つの福祉業務の増加に伴いまして現在22台となっておりまして、12年度と比べますと15台の増車となっております。 |
志賀光法ありがとうございます。介護保険と障害者自立支援法ということで、15台の増車要因があったにもかかわらず、全体では13台の減ということで、これは単純な数字ですが、28台の減車というふうに理解をさせていただきました。 |
志賀光法ありがとうございます。介護保険と障害者自立支援法ということで、15台の増車要因があったにもかかわらず、全体では13台の減ということで、これは単純な数字ですが、28台の減車というふうに理解をさせていただきました。 |
和田財務部長削減台数の目標につきましては、現時点におきましては特に持ち合わせておりませんが、市長がお答えしましたように、今後、共用公用車をふやしまして、各車両の効率的な稼働を進めることによりまして、可能な限り公用車の削減に取り組んでまいりたいと考えております。 |
志賀光法ありがとうございます。残念ながら具体的な数字は提示されておりませんが、今後、数値目標の設定についても検討するということを御答弁いただきましたので、今後、共有化、共用化を進めて、さらに削減していただきまして、次回質問する機会がありましたら、よい答弁を期待いたしまして、私のすべての質問を終わります。ありがとうございました。 |