H24年9月議会

1.ソーシャルメディアによる情報発信について
(1)活用の必要性など、活用に関する市の考え方
(2)現状の利用状況と課題
(3)今後の利用拡大と、その対応
2.スズメバチ等駆除助成制度の創設について

LinkIcon前ページへ戻る

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

H24年9月議会議事録

志賀光法

皆さん、こんにちは。新政会の志賀光法です。一般質問最後、トリを務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 今回、質問は、ソーシャルメディアによる情報発信についてと、スズメバチ駆除助成制度の創設について、2項目について質問をさせていただきます。
 質問の1点目は、ソーシャルメディアによる情報発信についてです。
 近年、ツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアを活用し、防災情報やさまざまな行政情報を初めとする地域情報を発信し、そして住民の声やニーズを集めるなど、行政運営に取り入れている自治体が急増しています。
 背景には、昨年の東日本大震災時、固定電話や携帯電話はもちろん、自治体のホームページにアクセスが急増しつながりにくい状況の中で、インターネットのソーシャルメディアサイトが比較的広範囲における安否確認や避難情報の告知に役立ったこと、また、スマートフォンの普及とともに、世界的なソーシャルメディアの利用者が急速に拡大し、ジャスミン革命、アラブの春のことは皆さんも記憶に新しいことと思いますが、人々のつながりが現実を変える、政権崩壊や社会変革を導く要因になるなど、情報の速報性などの情報発信力や動員力など大きな力があることがわかってきたからです。
 フェイスブックは既に世界で9億人以上が、そして日本でも1,000万人を超える人々が利用しています。これまで、インターネットの世界は匿名性の世界で、ネットの向こうに誰がいるのかが不明で、その結果、さまざまなネット被害も生み出すことになっていましたが、フェイスブックの最大的な特徴は実名登録ということで、利用者の把握度が高いことなどから、成り済ましなどというのがほとんどなく、コメントなど発信される意見も建設的な内容が多く、いわゆるネット上で炎上という言葉で言われている被害の発生はほとんどありません。
 また、ソーシャルメディアは情報発信するだけではなく、災害時での刻々と変わる状況把握、行政ではつかみ切れない情報も市民からの投稿で手に入れることができます。また、非常時だけでなく、普段でも、市民の声を吸い上げるプラットホームとしての重要な役割を果たすことが期待でき、これまでの行政からの一方通行での告知といった活用法だけではなく、使い方によっては双方向でのやりとりで市民の声を吸い上げて、具体的な施策に反映させることができる可能性があります。
 宇部市では、現在、市長への御意見箱の設置や各種審議会への公募委員の登用、パブリックコメントの実施やふるさと元気懇談会の開催、自治会やコミュニティ団体からの要望も多く、また、久保田市長さんは休日も返上してさまざまな会合に出かけられ、市民の皆さんや各種団体の皆さんとの対話に努められていることは、よく承知しております。
 しかし、町なかにおいては、人間関係の希薄化や若年者を中心に勤労や生活態度及び価値観の多様化など、このままの既存の体制だけでは、行政の考え方を周知することも、地域の意思を集約して行政に伝えることも、また、行政及び地域における取り組みを地域住民、市民全体で共有することも困難になるのではないでしょうか。地域コミュニティを維持しつつ、市政により多くの市民の声を反映させるためには、行政と市民一人一人をつなぎ、連携を深める新たな取り組みが必要と思います。
 佐賀県武雄市では、総務省出身の樋渡市長によって、昨年8月に全国の自治体で初めてホームページの機能全てをフェイスブックに完全移設し、そのことでソーシャル活動に意欲的な武雄市として全国的に知られることとなり、本来の広報広聴機能のみならず大きな効果が生まれています。爆発的に広がりを見せているソーシャルメディアは、自治体の広報広聴機能を劇的に変革することが期待できる可能性があります。今後、宇部市においてもソーシャルメディアを積極的に活用し、拡大していく必要があると考えます。
 そこで、お伺いいたします。質問の1点目、ソーシャルメディアによる情報発信について。
 1、活用の必要性など、活用に関する市の考え方。
 2、現状の利用状況と課題。
 3、今後の利用拡大とその対応。
 質問の2点目は、スズメバチ駆除助成制度の創設についてです。
 これから、秋に向かい行楽シーズンに入り、ハイキングや山登りなどアウトドアの趣味が盛んになる時期です。しかし、この時期、自然の山野の中で最も気をつけなければならない危険な生物の1つがスズメバチです。
 そのスズメバチは、近年、山間部だけでなくその生息域を広げ、民家の近くの畑、公園などでも普通に見られるようになり、宇部市でも市街地において、民家の庭木や家屋にスズメバチが巣をつくったとの報告があります。スズメバチは、元来、自然界ではほかの昆虫を捕まえて食べることで生態系のバランスを保つ役目や、農林業に被害を出す害虫類を大量に食べてくれるなど、非常に大切な役割を持っています。
 しかし、スズメバチは、ミツバチと同じように蜂の中でも最も社会性を発達させた蜂で、これからの時期スズメバチは大きな巣をつくって、共同で巣を守り、子孫を育てる繁殖期を迎える時期であり、外敵から巣を守るために、コロニー全体がぴりぴりした緊張状態となり、人が不用意に巣に近づいたりすれば、それだけで外敵だと見なされて攻撃してきます。また、スズメバチはミツバチと違って、毒針を刺しても死ぬことはなく、その毒針は簡単に抜けて、毒がある限り何度でも刺すことができます。
 そして、過去に蜂に刺された経験があると体内には蜂毒による抗体がつくられ、2度目に蜂に刺されたときに、まれに抗体によるアレルギー反応を生じる人がいます。このアレルギー反応は、発症までの時間が極めて短い即時型反応で、短時間のうちにアレルギー症状があらわれます。このうち、呼吸困難や血圧低下など全身的な反応をアナフィラキシーと呼び、生死にかかわる重篤な症状を伴うものをアナフィラキシーショックといいます。症状が出るまでの時間が短いほど重篤になる可能性が高く、とても危険です。
 過去、宇部市においても、登山途中にスズメバチに刺され、ドクターヘリが出動したケースがあり、また、市街地においても、市道や通学路での目撃情報や被害報告もあります。市民負担でのスズメバチの駆除には多額の費用がかかるなどの課題もあり、市民の命にかかわるスズメバチの被害を今後食いとめるためにも、スズメバチ駆除助成制度の創設をすべきと考えます。
 そこで、お伺いいたします。質問の2、スズメバチ駆除制度の創設について。
 以上で、壇上の質問を終わります。よろしくお願いします。

久保田市長

志賀議員の御質問にお答えをいたします。
 御質問の1、ソーシャルメディアによる情報発信について。
 第1点、活用の必要性など、活用に関する市の考え方についてのお尋ねですが、ソーシャルメディアとは、インターネット上でコミュニケーションや交流を促進する仕組みであり、その閲覧や投稿、書き込みなどを通じて人と人のネットワークを築きながら、情報発信や情報収集を行うものです。具体的には、フェイスブックやツイッター、ミクシィ、地域SNSなどのほか、ブログや動画共有サイトなど、さまざまなソーシャルメディアがあります。
 近年、フェイスブックやツイッターなどを中心に、ソーシャルメディアの利用者が爆発的な広がりを見せています。このようなことからも、また発信に伴う経費がかからないことや、情報の広がりが期待できることから、情報発信の重要な媒体の一つとして、議員がお示しをされたとおり積極的な活用が必要であると考えています。
 第2点、現状の利用状況と課題についてですが、平成21年からは地域SNSを開始し、さまざまなコミュニティ活動での情報共有を通じた地域活性化に取り組んでいます。平成23年からは、フェイスブックで宇部市イメージキャラクター・チョーコクンのページを開設し、市政情報やイベント情報を親しみやすい内容で発信しています。
 また、ときわミュージアムでは、平成22年からブログを開始し、その後ツイッター、フェイスブックなども活用しながら情報を発信しています。さらに、平成23年9月からは、動画共有サイトで、UBEビエンナーレの授賞式や、くすのきカントリーマラソンなどの動画配信を始めたほか、本年5月にはフェイスブックに宇部市公式ページを開設し、日々のイベントなどの情報を更新しながら、宇部市のファンを拡大しているところです。
 一方で、ソーシャルメディアについては、プロフィールの悪用、誤った情報が広がりやすいこと、匿名の利用者が多く、情報が信用できないことや誹謗中傷などの課題があると考えます。したがいまして、信頼性と安全性を重視し、ソーシャルメディアを活用することとしています。
 第3点、今後の利用拡大とその対応についてですが、本市ではさまざまなソーシャルメディアのうち、実名利用率の高いフェイスブックを中心に活用しています。今後の利用拡大については、広報広聴課が運用する市の公式フェイスブックの活用を各部署に広げていきます。また、健康、育児や安心・安全など生活に密着した情報や、観光、イベント、特産品など、市として売り込みたい情報について、個別のフェイスブックページで発信をいたします。さらに、インターネット上で広く運用が可能な動画配信についても、積極的に活用します。
 今後の利用拡大に向けての対応としては、現在、個別部署で作成している運用規程をもとに、全庁的に統一したものを整備いたします。
 また、各部署が開設するフェイスブックページを市のホームページの中に一覧表示することで、よりアクセスしやすい環境を整えるとともに、広報紙などを通じて市のフェイスブックページを市民に周知していきます。
 フェイスブックでは、利用者が「いいね」ボタンを押すことによって人から人へ情報が急速に広がっていきます。また、実名での「いいね」情報は、口コミと同様に、人の行動に影響を及ぼすと言われています。このようなフェイスブックの特性を生かして、ホームページとは違った切り口で情報を発信するなど、今後とも、広報広聴機能を充実する媒体として、フェイスブックを初めとするソーシャルメディアを積極的に活用していきます。
 御質問の2、スズメバチの駆除助成制度の創設についてのお尋ねですが、スズメバチは、9月から10月にかけて巣が大きくなるとともに行動範囲も広がり、人が刺される危険性も大きくなります。
 本市においては、巣の駆除は、あくまで巣がある建物や土地の所有者等の責務であり、所有者等で処理をしていただくようにお願いをしています。その際、自分で駆除しようとせずに、専門の駆除業者に依頼するよう指導していますが、巣の位置等によりまして9,000円から3万円程度の費用負担が生じます。
 このようなことからも、お尋ねのスズメバチ駆除助成制度については、市民の安心・安全の確保や費用負担も考慮しながら、制度の創設に向けて検討していきたいと考えています。
 以上で、私の壇上での答弁を終わります。

志賀光法

御答弁どうもありがとうございました。大変前向きな御答弁であったと受けとめております。どうかよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、自席のほうから、再質問並びに要望をさせていただきます。
 まず、1点目のソーシャルメディアによる情報発信についてですが、積極的に活用していくと御答弁いただきました。また、今回、ほかの議員さんの一般質問の中でも、フェイスブックで周知に努めるとか、3人の議員さんへの御答弁がありました。まさに、今後、積極的に活用されるのだと信じて期待をしておきます。
 それでは、質問をいたしますが、御答弁では、ことし5月にフェイスブックに宇部市の公式ホームページを開設された。また、発信に伴う費用がかからないなどと御答弁されていましたが、開設に当たってのコストはかかったのでしょうか。

西田総合政策部長

 お答えします。
 開設及び運用に当たってのコストはかけておりません。
 以上です。

志賀光法

コストはかかっていないということでございます。私は、活用目的を明確にし、また、その目的達成に当たってコストがかかるようなことであれば、コストをかけていいと思っております。壇上で少し御紹介をさせていただきましたが、先進地である武雄市では、全てをフェイスブックに移行しましたが、その移行の目的あるいは理由が4つあるそうです。
 その前に、フェイスブックに完全移行して、以前のホームページよりもページビューが約50倍以上にふえたということを前もってお知らせしておきたいと思いますが、先ほど言いましたように、フェイスブックに移行した理由、目的が4つあるそうですが、まず1つ目がインタラクション性。市職員と市民がコミュニケーションをとる機会を設け、両者をつなぐこと。2つ目が拡散性。市の活動や施策などの情報を素早く発信し、市民に限らず広く拡散すること。3つ目が職員の意識の向上。ソーシャルメディアを使って広く誰でも見せることで、常につながっているということを職員に意識させ、職務に対する意識を向上させること。それから、最後の4つ目ですが、意見の活用や市民の暮らしへの貢献。生まれたつながりを最大限に生かして、社会貢献するということ。
 例を挙げれば、どこの道路がへこんでいましたとか書き込めば、すぐ次の日には市の職員が急行するとか、いろいろなことに効果が出ているそうです。まさに、いつも市民とつながっているということを、本当にそれを目的にされたそうですが、以上の4つの目的あるいは理由をもって、武雄市はホームページをフェイスブックに完全に移行されました。
 対外コミュニケーションのみならず、庁内のコミュニケーション、業務上の全てのコミュニケーションをフェイスブック上で行われているそうです。これは、既存のアプリを利用されているのか、新たなシステムを構築されているのかはわかりませんが、宇部市もどういう目的でフェイスブック、ソーシャルメディアを活用していくのか、その目的をはっきりさせれば、多少費用がかかっても、その目的達成に努めていただいて、広くコンテンツの需要とか利用拡大、活用拡大に努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 続いて質問いたしますが、ソーシャルメディアの課題として、御答弁では、プロフィールの悪用、誤った情報が広がりやすいこと、匿名の利用者が多く情報が信用できないことや誹謗中傷などの課題があると御答弁されていますが、私が一番懸念をしているのはデジタルデバイド、新たな情報格差が生まれることです。現在、広報うべは月1回の発行となりました。ソーシャルメディアを積極的に活用することによって、パソコンやスマートフォンにふなれな人には、必要な情報がおくれたり、また、行き届かなかったり、そして、その結果として、ソーシャルメディアを利用する市民の声だけが、行政に反映されやすくなったりという懸念があるのではないでしょうか。
 第25回のサラリーマン川柳で13位だったのを御存じでしょうか。図書館でFaceBookを探す父。図書館でFaceBookを探す父。武雄市では職員向けだけでなく、市民向けの講習会、ICT寺子屋を定期的に開催しております。全ての市民の皆様に漏れなく情報を伝える手段を模索しながらも、市民のITリテラシーを高める施策も必要だと思います。宇部市でも市民向けの講習会を開催すべきと考えますが、いかがでしょうか。

西田総合政策部長

 お答えします。
 フェイスブックを初めとしたソーシャルメディアは、双方向の情報媒体として有効でありますことから、市民向けの講習会につきましては、今後、市が主催している講習会には組み入れるようにするとともに、民間のパソコン講習会などにも取り入れていただくように依頼してまいりたいと考えております。
 以上です。

志賀光法

ありがとうございます。情報格差が生まれないように取り組みをしていただきますよう、お願いいたします。
 続いて質問させていただきますが、本市の魅力や出来事を口コミやブログ、フェイスブック、ツイッター、新聞、雑誌などで情報発信し、PR活動を目的に、宇部市シティセールスパートナーを募集しておられましたが、応募状況をお知らせください。

西田総合政策部長

お答えします。
 50人募集しておりましたが、現在のところ30人の応募となっております。現在もまだ応募は受け付けております。
 以上です。

志賀光法

もう募集期間が終わりましたが、今後も受け付けるということですが、まさにこういうことこそフェイスブックで募集されたら、すぐに集まるのではないかと思いますので、この辺についても有効活用していただきたいと思います。
 最後、要望になりますが、私はソーシャルメディア、ツイッター、それからフェイスブック、タンブラーと全てのアカウントを持っていますが、実は今、フェイスブックにはまりつつありますが、もうはまっています。なぜかといいますと、先ほど久保田市長も「いいね」というちょっと口調が変わった言い方をされていましたが、いいねボタン、実は握った手、親指を立てているのですが、これ逆にするとちょっとブーイングと、逆の意味になるのですけれど、いいねボタン、このいいねボタンにはまっています。まさにこの名前のとおり賛同の意味を込めて「いいね」というボタンをクリックするだけで、とてもシンプルなのですが、記事を書いた私本人にとっては、非常に心地いいというか、褒められた気分になってしまいます。
 ですから、私も友人に対してはいいねボタンを連発しております。私と同じように心地いい気分になってほしいと思っております。これから恐らく、市の職員さんも積極的にイベント、あるいは施策の告知をされると思いますが、この心地よさをぜひ味わっていただきたいと思いますので、積極的に活用していただければと思います。
 私は、フェイスブックが急速に活用されているというのは、やはり、このいいねボタンの効果だと思います。壇上で、フェイスブックの利用者は世界で9億人、そして日本で1,000万人を超えたと言いましたが、先ほど昼間の時間にフェイスブックの広告配信の管理画面で確認しましたところ、日本では現在1,401万1,900名、山口県では3万6,600人、宇部市では2,700人の利用者が確認できました。また、あわせて宇部市の公式ホームページのいいねの数、259名でした。これが武雄市になりますと1万8,797人。それに近づくように努力をしていただきたいと思います。
 ソーシャルメディアはまだまだ発展途上ですが、さらに進化していくことはまず間違いありません。ソーシャルメディアの拡大に向けて、全庁的に統一した運用規程を整備されると御答弁されましたが、運用ポリシー、セキュリティーポリシー、プライバシーポリシーなど、関連する全てのポリシーを早急に整備いただきまして、ソーシャルメディアを積極的に活用していただきますようにお願いしますが、他市ではこれをしてはいけない、あれをしてはいけないと、ネガティブリスト的なものがガイドラインに多いのですが、できたらこういうことを発信したらいいよとか、そういうポジティブリスト的なガイドラインもぜひ整備していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 では、2問目のスズメバチの駆除助成制度の創設についてですが、これについては、同様の質問を平成18年の9月にいたしました。実は今回、ことしの8月7日に市民の方からメールをいただき、今回、再び質問させていただくことになりました。メールの内容は、件名がスズメバチについてで、本文を御紹介させていただきます。
 家の納屋にスズメバチが巣をつくり、困っています。ネットで検索すると、多くの自治体は無料で駆除を行ったり補助金を出しているようですが、宇部市はそうではありません。スズメバチは、刺されると死に至る可能性のある危険な蜂です。しかし、駆除業者に依頼すると1万円以上の費用がかかり、金銭的に厳しい人は、刺されないことを願いながらも、どうすることもできません。宇部市のスズメバチ駆除業者で検索すると、かなりの事例の駆除を行っていることもわかり、決して少数の問題ではないかと思います。市民の安全性という視点から、予算をとるように提案していただけると幸いですという内容のもので、改めて今回、質問させていただきました。
 担当部署とのやりとりで明らかになったのは、宇部市内の業者の蜂の駆除実績は、スズメバチだけではないでしょうが、年間200件を超えること、そして、宇部市への蜂に対する問い合わせも年間40件程度あるということが明らかになりました。残念ながら、市への問い合わせについて、どの場所で、また、蜂の種類は何かなどの記録は残されていないということですが、今後は、問い合わせがあった場合は詳しくお聞きをし、記録を残すということでしたので、宇部市の実態が、今後、把握できるものと思います。
 御答弁でも、積極的な検討をしていくということ、創設に向けて検討していくということでありましたので、そういう実績、実情を把握されまして、もうことしでは、要綱をつくって補正予算でというのは間に合いませんが、来年度に向けて創設されることを期待いたしまして、私の全ての質問を終わります。ありがとうございました。

LinkIcon前ページへ戻る