志賀光法ありがとうございます。私としてもかなり満足のいく答弁だったと思います。 それでは、自席から順次再質問なり、要望させていただきますが、かなり早口でいきましたので、時間がとれましたので、事前に通告したことをもう省くかもしれませんが質問させていただきたいと思います。 まずは、中国電力の電力供給の見込みですが、今のところ大丈夫だということでしょうが、先ほど壇上でも申し上げましたが、今後どのような状況に陥るかわかりません。そして、やはり日本全体で復興支援あるいは節電を努めていきたいという中ですので、ぜひその辺の動向を注視していただきまして、できるだけの情報提供をお願いしたいと思います。 続きまして、節電についてですが、まず御答弁の中で、通称えーこっちゃの中で、平成21年度比で平成27年度までに市の施設における電力使用量を10%以上削減する数値目標を掲げられているということです。このえーこっちゃですが、これは第2期の宇部市地球温暖化対策実行計画でありまして、この前の第1期は平成11年から平成21年度までの実績が、既に電力使用量14.1%を達成していらっしゃるということです。平成22年度からさらに5年間かけて10%以上削減ということでしょうが、かなりハードルが高い目標だと私は思っております。これまでも一生懸命節電に努力されているということは目に見えておりますし、私は平成11年度に市議会議員になりまして、その都度確認をしておりますので、これからの5年間で10%以上という数値はかなりハードルが高いということで、具体的にどのようなことで達成されようとするのか聞きたかったわけですが、時間がありませんので私のほうから提案をしたいと思います。 この10%以上の数字に私はこだわりを持っております。どういうことかと申し上げますと、これはアバウトな数字でしか聞いておりませんが、宇部市役所全体の電気使用量は3,000万キロワットアワーというふうにお聞きしております。3,000万キロワットアワーの10%の数字、300万キロワットアワー。契約体系によって金額は違うでしょうが、これを10%削減できたら、4,000万円から5,000万円の経費が削減できるということです。 今回いろいろな対策をする中で、節電キャンペーンとか、宇部市地球温暖化対策ネットワークと連携しながらということですが、まず、宇部市みずからが節電し、宇部市みずからが市民の皆様、事業者の皆様に対して節電対策を実行してこそ、市民の理解が得られるのではないでしょうか。約10%削減したら300万キロアワーで、約4,000万円から5,000万円の経費。このうち、まず2,000万円を使って、今、足立区がLED照明の助成を行っております。5,000円以上の購入に対して約3,000円。1世帯1回限りとしていますかね、3,000円で1万5,000世帯を対象に、4,500万円の施策を行っております。宇部市でもぜひ行っていただきたい。宇部市は今、7万8,000世帯ございます。その10%、7,800世帯を対象に、3,000円とはいきませんが、5,000円以上の購入費用に対して約2,500円の助成をしてください。そしたら7,800世帯で約2,000万円でございます。10年間続けたら、宇部市全体でLED化ができます。残りの1,000万円、これで災害復興に対しての援助金を10年間続けてください。かなり長いスパンがかかると思います。 それで、どうやって10%を削減するかですが、5月臨時議会で、復興支援1,000万円は予備費からの流用を考えていたのですが、補正予算が出て、一般会計から出されたと思います。今年度予算は予備費が1億円あると思います。この1億円の中から、私は全部使ってもいいと思っているのですが、この1億円の中から10%削減できる対策をとっていただきたい。 きょう、お許しをいただきまして、議場に温度計を持ち込まさせていただきました。宇部市役所は老朽化しております。エアコン、空調設備は温度設定ができません。オン、オフかしかできないのです。今、この中、非常にきょうは快適ではないですか、皆さん。きょうは何度ぐらいだと思いますか。傍聴者の方は、ちょっと上ですから違うかと思いますが、今、私のところで25度です。こういう状況なのです。これで宇部市役所の節電をやれといっても無理なのです。ですから、まずは1番負担のかかっている空調設備の取りかえを行っていただきたい。これで10%ぐらい行くと私は思います。それとできたら照明をLED化してください。この前のテレビ番組では家庭ではすべてLED化することで、50%以上の効果があったと言っています。こういう市役所、事業所では、そういう部門は約5%程度にすぎないので、それを半分に減らしても2.5%の効果しかないということで、あまり効果がないと思いますが、先ほど言いました、まずは空調設備、これに取り組んでいただきたい。もう一度言いますが、1億円全部使ってもいいと思っています。 それで、最後に残った1,000万円がありますね。4,000万円のうち2,000万円をLEDの照明に対しての整備補助、1,000万円を災害復旧、残り1,000万円を10年かけて1億円が回収できるのではないですか。1億円が。さらに、契約体系によれば4,000万円から5,000万円浮くということで、その浮いた500万円から1,000万円は市の財政改革になるのではないですか。お金の使い道、やはり考えて使いましょう。貴重な税金です。できたら有効に使おうではありませんか。今回がその大きな英断をできる最大のチャンスだと私は思っております。市民に対して説得力ある節電をお願いするにも、まず市が行わなければいけない。そして、何らかの施策を行わなければならないと思います。 きのう、移動中にFMきららを聞いておりましたら、宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)の方が出演されておりまして、今年度行う節電コンテストの話を偶然聞きました。けさ早く来て、その内容をファックスで送ってもらいましたが、ちょっと紹介をさせていただきます。 節電コンテスト。東日本大震災の復興に協力して節電にチャレンジしよう!! 東日本大震災の影響により、東京電力、東北電力管内では夏の電力不足が予想され、国や県においても広く節電を呼びかけています。これを受けてUNCCAでは、被災地を応援する思いをこめて、「節電コンテスト」を実施します。 楽しみながら15%の節電にチャレンジしてみませんか?皆様のご応募をお待ちしています。 (15%の節電で、1世帯あたりCO2排出量を6%削減できます。) 具体的に言いますと、対象は宇部市内の各世帯でございます。応募方法は、中国電力からの毎月の検針時に発行される電気ご使用量のお知らせ、通称検針票をUNCCAの事務局までお持ちください。対象期間6月から9月分の各検針票です。特別賞は3カ月累計6月から8月または7月から9月分。賞品ですが、前年同月比で15%節電した世帯先着30世帯がこの検針票を持っていけば、省エネ蛍光灯2個がもらえるそうです。特別賞として、3カ月累計で最も節電量・率の多かった世帯へ、これは品物は書いてありませんが、素敵なエコグッズをあげられるそうです。 市民団体でもこういう節電コンテストをされております。宇部市でもぜひやるべきだろうと思います。ぜひ御検討いただきたいと思います。 まだ時間ありますか。 時間がありますので、クールビズについて、お伺いいたします。 ことしは、環境省は、クールビズからさらに一歩進化したスーパークールビズを提唱しております。多くの皆さんも環境省のそういうニュースを見たと思います。恐らく環境省の職員だろうと思いますが、赤いアロハシャツ、ちょっと太られた方、スキンヘッド、私も非常に驚きました。ああいうことでいいのだろうかというふうに思いましたが、国のスーパークールビズの資料によりますと、「今年の夏は、暗いムードを明るいムーブメントに変え、新しいライフスタイルを提案する「スーパークールビズ」にご協力をお願いします。」ということでございます。まさに明るいムーブメントかもしれませんが、私は、環境省の職員は市民や国民との接触はないかと思いますが、宇部市はやはり市民との接触がありますので、窓口対応でTシャツとか、アロハシャツはいかがなものかと思いますが、宇部市のクールビズの対応はスーパークールビズをとられるのか、その辺を詳しくお伺いしたいと思います。 |