H23年3月議会

1.深刻化している野猿(サル)の被害、早急に効果的な対策の実施について
(1)野猿の生息実態
(2)野猿による農作物等への被害状況
(3)野猿対策の現状(状況)と実績
(4)野猿対策の課題と今後の対応
(5)緊急雇用創出事業で野猿対策に特化した人的配置ができないか

2.イベントイヤーの年、最高のおもてなしとなる街じゅうWiFi化(公衆無線LAN)の整備について
(1)国体開催会場、常盤公園、イベント会場のWiFi化
(2)街中WiFi化、公共交通拠点、商店街
(3)公共施設のWiFi化も、まずは市役所と図書館

LinkIcon前ページへ戻る

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

H23年3月議会議事録

志賀光法

皆さん、こんにちは。本日最後の登壇となりました新政会の志賀光法です。
 今回は2項目について個人質問をさせていただきます。
 質問の1点目は、深刻化している野猿、これ以降は「猿」という表現にさせていただきますが、猿の被害、早急に効果的な対策の実施についてです。
 先ほど真鍋議員の話題にも出ましたが、私は宇部市の北部地区、水がめと言われている小野湖のすぐそばに住んでいますが、子供のころはイノシシによる被害があることは聞いていましたが、猿を山で見かけたということは、当時は聞いたことすらありませんでした。猿といえば動物園か大分県の高崎山に行って見るものだと思っていました。
 しかし、ふるさとの山はヒノキや杉などの植林が進み、猿のえさとなる木の実のなる広葉樹林が減少し、また地域は過疎高齢化が進み、農地や森林の管理が行き届かなくなり、山と農地の境目がはっきりしなくなったことなどにより、小野地区でも猿が出没するという情報がだんだんと入ってくるようになりました。
 当初は猿の出没は地区でも珍しく、また、そのことは逆にホットな情報として伝えられ、食べ物を与えるなどという行為をする人もいたほどです。
 そのようなことから、今では、かつての人間と猿とのすみ分け、共存という関係はもろくも崩れ去り、猿は人なれが進み人を恐れなくなり、また人間のほうは猿に対して、残念ながらその被害の大きさから、強い敵対心を抱くようになってきています。
 現在、猿は小野地区の東側の地区を群れをなして広範囲に移動し、毎日のように人里におりてきて悪さをしています。その群れは一つや二つではなく、大きな群れは100頭を超える群れもあるそうです。特に昨年の夏は例年にない猛暑だった影響からか、山ではえさとなるドングリなどが不作で、えさの農地依存がさらに高くなって、例年より農作物被害が一段と深刻になっています。
 昨年の米の収穫期には、穂が出た時期に猿に穂を食べられてしまったのか、刈り取った稲にはほとんどもみがついておらず、米を収穫できなかった田んぼもあったそうです。
 また、土日にふるさとに帰り、野菜をつくっておられる方は、収穫を楽しみに帰ってみると、猿に荒らされ無残な姿となった畑を見て愕然とされていたそうです。
 猿の被害は、収穫直前に発生することが多いため、農家のダメージは非常に大きく、生産意欲を減退させるだけではなく、自分たちの食べる野菜をすべて猿に奪われることから、このまま放置すればその地区で生活することができなくなる、集落維持が難しくなるという大変な事態に陥る可能性があります。
 これからさらに人なれが進むと、住居侵入や人的被害も懸念されます。静岡県三島市のかみつき猿のことは全国ニュースで大きく報道されていましたので、皆さんも御承知のことと思います。早急な、そして効果的な猿被害防止対策を期待するものです。
 そこでお伺いいたします。
 質問の1点目、深刻化している猿の被害、早急に効果的な対策の実施について。
 1、猿の生息実態。2、猿による農作物等への被害状況。3、猿対策の現状と実績。4、猿対策の課題と今後の対応。5、緊急雇用創出事業で猿対策に特化した人的配置ができないか。
 質問の2点目は、イベントイヤーの年、最高のおもてなしとなる町じゅうWiFi化(公衆無線LAN)の整備についてです。
 ことしは、宇部市制施行90周年、おいでませ!山口国体・山口大会、UBEビエンナーレ50周年、そして花壇コンクール100回など宇部市にとって節目となる大きな行事が次々と開催されます。
 また、多くの関連イベントが年間を通して切れ目なく開催もされます。宇部市の魅力、宇部ブランドを全国に情報発信また交流人口をふやし、本市の地域経済を活性化する絶好のチャンスであります。
 イベントイヤーの年であることし、市は市民の皆さんと一緒になって心のこもったおもてなしで、全国各地から来られる多くの皆さんをお迎えしなくてはなりません。笑顔と丁寧な対応が一番のおもてなしであることは言うまでもありませんが、ごみ一つ落ちてない町に花を飾りお迎えすること、そしておいしいご当地グルメを提供することも大事なことです。おもてなしの心、どうしたら、全国各地から来られた皆様に喜んでそして満足していただけるか、多くの市民の皆さんから御提案いただくことも必要ではないでしょうか。
 ことし、イベントイヤーの年に当たり、私からは、本市を訪れる来訪者にとって最高のおもてなしとなる、町じゅうWiFi化の整備の提案をさせていただきます。
 今日、インターネットを取り巻く環境は、私たちの予想をはるかに超えるスピードで変化しています。特に、パソコンではなく、携帯電話を使ってインターネットに接続する人がふえています。
 皆さん御承知のとおり、世界に大きな広がりを見せている民主化運動の原動力になっているのが、携帯電話などで簡単に情報発信できるソーシャルネットワーキングサービスと言われているものです。ツイッターやフェイスブックといったソーシャルネットワーキングサービスの情報発信は、今や国を動かす力を持っています。
 ハドソン川の奇跡といわれた、2009年に起こったアメリカでの飛行機事故、これを最初に報道したのは、テレビ局でもラジオ局でもありませんでした。
 近くを航行していたフェリーに乗っていたジャニス・クルムスさんが、川面に不時着した飛行機をアイフォーンで撮影、ツイッターアカウントを使って画像を投稿できるツイットピックに投稿したもので、フォロワーたちによってその衝撃的な飛行機の不時着写真は一気に全世界を駆けめぐりました。
 そういった、国をも動かす情報発信力のある、ソーシャルネットワーキングサービスを手軽に利用できるのが、携帯電話やスマートフォンと言われる携帯端末です。
 通常の携帯電話通信3G回線でもそのサービスは利用可能ですが、大容量である写真や動画といった大きなデータを扱うときには3G回線では速度が遅く、スムーズにそのサービスを利用、また活用することはできません。
 そういったときに必要なのが、WiFiと言われる公衆無線LANの環境です。
 イベントイヤーのことし、宇部市の町じゅうをWiFi化に整備することができたならば、駅などの公共交通拠点や商店街、市役所においては町の情報を収集することができます。
 また、国体会場やビエンナーレの会場である常盤公園やイベント会場においては、来場者みずからが得た情報を、みずからの言葉にかえて、みずからが撮影した写真に添えて全国に情報発信していただく、そのようなことが可能になります。
 また、昨年ビエンナーレの審査会においては、宇部市がその様子をユーストリームでライブ映像を流されましたが、会場にWiFi環境があれば、行政がお金をかけなくても来場者の手でユーチューブやユーストリーム、そしてニコニコ動画のサービスを利用し、ライブ映像や動画の配信をしていただける、宇部市が人とお金をかけなくても、来場者が全国そして世界に向けて、宇部市のことを情報発信いただけることになるわけです。
 そして、図書館もWiFi環境を整備していただけるなら、市民の皆さんが図書館でパソコンや携帯端末を片手に電子書籍を読んだり、ブログを書き込んだりする人を頻繁に見かけるようになる、宇部市がことしのイベントイヤーを契機に、ICT情報先進都市の仲間入りができたらと願っています。
 そこでお伺いいたします。
 質問の2点目は、イベントイヤーの年、最高のおもてなしとなる町じゅうWiFi化(公衆無線LAN)の整備について。
 1、国体開催会場、常盤公園、イベント会場のWiFi化。2、町じゅうWiFi化、公共交通拠点、商店街。3、公共施設のWiFi化も、まずは市役所と図書館。
 以上で、壇上の質問を終わります。

久保田市長

志賀議員の御質問にお答えをいたします。
 御質問の1、深刻化している猿の被害、早急に効果的な対策の実施について。
 第1点、猿の生息実態についてのお尋ねですが、本市における猿の生息実態は、正確には把握できておりませんが、本市北部から山口市にかけて移動を繰り返していると思われ、猟友会や地域の方々から聞き取ったところでは、50頭から100頭の群れが7から8群いると見ています。
 第2点、猿による農作物などへの被害状況についてですが、農作物などの被害金額は、JA山口宇部の調査によると、ここ数年おおむね300万円から400万円で推移しており、その他自家用野菜にも及んでいます。
 第3点、猿対策の現状と実績についてですが、猿対策の現状については市、JA、猟友会等で構成する宇部市有害鳥獣捕獲対策協議会により取り組んでおり、藤河内集落において、猿接近警報システムを2基設置するとともに、主として銃器と猿用捕獲おりによる捕獲を行っています。
 また、捕獲実績については、平成20年までは10頭未満でしたが、平成21年は51頭、平成22年は16頭と近年大幅に増加をしています。
 第4点、猿対策の課題と今後の対応についてですが、猿対策の課題としては、猿は樹木からの飛び移りやさくの乗り越えをするため、通常の防護さくでは侵入を防止することが難しく、専用のさくを設置する必要があります。また、銃器による捕獲は、猿が捕獲従事者の顔や車などを覚えて逃走するため、捕獲実績が安定していません。
 今後の対応としては、平成23年度に銃器による捕獲従事者の増員を図るとともに、国の事業による追い払い資材の購入や、効果が安定して見込める猿用捕獲おりの追加導入を予定しています。また、県が計画をしている広域捕獲班の活用も予定をしています。
 第5点、緊急雇用創出事業で猿対策に特化した人的配置はできないか、とのお尋ねですが、猿を含む有害鳥獣対策は、宇部市有害鳥獣捕獲対策協議会において、猟友会を中心に銃器や捕獲おりによる捕獲などを実施しており、平成23年度においても国や県との連携を一層強化して対応することとしていますので、特に緊急雇用創出事業による人的配置は予定しておりません。
 なお、県においては、自衛隊OBや農協職員などが狩猟免許を取得する経費の支援を行うとともに、県農林総合技術センターでは、集落における猿を中心とした鳥獣害対策の実践研修会の指導を行われることから、本市としてはこれらの制度を活用していきます。
 御質問の2、イベントイヤーの年、最高のおもてなしとなる町じゅうWiFi化(公衆無線LAN)の整備について。
 第1点、国体開催会場、常盤公園、イベント会場のWiFi化、第2点、町じゅうWiFi化、公共交通拠点、商店街、第3点、公共施設のWiFi化、まずは市役所と図書館、についてのお尋ねですが、これらは関連がありますので一括して答弁をさせていただきます。
 現在の高度情報通信ネットワーク社会においては、パソコンやスマートフォンなどの情報端末からインターネットへ接続し、ツイッターなどの情報発信ツールを利用し、インターネット上で盛んにコミュニケーションが図られています。
 また近年、無線でインターネットに接続する一方式であるWiFiに対応した端末から、町なかでインターネットに接続する拠点としての公衆無線LANの整備が進んでいます。
 公衆無線LANの整備は、民間事業者間の競争が激しくなる中で、今後ますます進歩、拡大していくものと予想されます。町じゅうに公衆無線LANが整備されれば、それに対応した情報端末を携帯することにより、市民の利便性が向上すると考えています。
 しかしながら、市役所など公共施設への公衆無線LANの設置は、不特定多数の方がどういう利用をされるのか、その保守管理経費を公費で賄うことの妥当性があるのか、また経費に見合うだけの効果が得られるのか、などといった問題が挙げられます。
 ついては、先行して実施している他の市等の状況を注視するなど、総合的に勘案をしていく必要があり、これからの市のICTの利活用の中で、検討課題とさせていただきます。
 なお、イベント会場におけるICT環境の充実については、おもてなしの観点からも重要なことと考えていますので、御提案の趣旨を踏まえて積極的に取り組んでいきます。
 以上で、私の壇上での答弁を終わります。

志賀光法

御答弁ありがとうございました。
 それでは、自席から要望並び再質問をさせていただきます。
 まず、猿の対策ですが、猿の生息実態の御答弁、私は、地域の方から聞いておりましたら、100頭以上いる群れはあると聞いておりましたが、2つか3つの群れだと思っておりましたが、実際50頭から100頭の群れが七、八群いるということで、非常に驚いております。実は生息実態については、県が平成13年から平成15年にかけて、専門家に委託して調査を行っております。この数字を見ますと、県内で28群、推定生息数は1,500頭という報告があります。それから見ると、この五、六年といいますか、数年でかなり頭数がふえたことになっております。
 実は県のほうは、昨年の12月に、副知事を会長とする鳥獣被害防止対策プロジェクトチームを設置しています。こういう被害対策を行うには、そういう生息実態をしっかりと把握するということも非常に重要だと思いますので、対策についても県と連携しなくてはいけませんので、単市では恐らくそういう調査は難しいので、ぜひとも県と連携いたしまして、生息実態も正確な数字を把握していただきたいと思います。その辺については要望させていただきます。
 次に今後の対策ですが、具体的にお示しをいただきました。本当にありがたく思っております。
 その中で二、三点質問させていただきますが、今後の対応として、平成23年度に銃器による捕獲従事者の増員を図るというふうに御答弁されておりますが、平成23年度以降はどのような体制になるのか、そして現状の体制、また従事者に対する手当といいますか、そういうことがあるのかないのか、あわせてお伺いします。

末次産業経済部長

お答えいたします。
 銃器による捕獲従事者の増員ということですが、本市におきましては、銃器により猿を捕獲する従事者は現時点では2名なのですけれども、猟友会の御協力によりまして、7名に増員される見込みでございます。先ほどは平成23年度ということでございましたけど、早ければ本年3月中にも新体制が稼働する予定です。
 この方たちへの手当は、原則ないのですけれども、捕獲実績に基づいたものは《協議会の予算》(《 》は268ページで訂正)の中でお出しをしております。
 以上でございます。

志賀光法

ありがとうございます。具体的には来年度からではなくて、準備ができ次第行っていただけるということで、ありがたく思っております。
 続いてですが、国の事業による追い払い資材の購入というふうにされてますが、具体的にどういう物なのか、また、配付はどのようにされるのか、それは無料なのか、ということをお伺いいたします。

末次産業経済部長

本市におきましては、市の予算に基づきます事業とは別に、宇部市有害鳥獣捕獲対策協議会を設置しておりまして、国の鳥獣被害防止総合対策交付金事業、こういうものがございますので、この交付金をその協議会で受けまして、捕獲用のわなの購入でありますとか、猿に関する生息状況調査や被害を防ぐための緩衝帯の整備、こういったことを行っております。
 平成23年度は、今申し上げましたこれらの事業に加えまして、協議会での協議に基づきまして新たに、猿の追い払い用ということで、ロケット花火等も購入して試してみてはどうかということで予定をしております。これはふれあいセンターなどに配置して、地域の方に活用していただくように予定しております。
 それと、1件訂正でございます。先ほど、私は捕獲された実績に基づいて手当をと言いました。これは協議会の予算と申しましたが、市の予算で組んでおります。
 以上でございます。

志賀光法

今も具体的にお示しをいただきました、追い払い資材のロケット花火ですか、これを地域の方に聞いてみますと、それすらもう猿がなれてしまったというふうに聞いております。実際に私も見ておらずわかりませんが。今ちょっと答弁漏れがあるのですが、そのロケット花火等の資材とは無料、無償なのでしょうか。

末次産業経済部長
大変済みません。答弁が漏れました。
 協議会で購入した物はすべて無償でお貸しする、そういう物は全部無料で使っていただけます。
 以上でございます。

志賀光法

ありがとうございます。
 ついでにちょっと答弁漏れといいますか、1点お聞きをするのを忘れておりましたが、先ほどの銃器捕獲従事者の増員については、準備ができ次第今年度から行うと言われておりましたが、今の追い払い資機材ですか、この辺についてはどうなのでしょうか。

末次産業経済部長

ちょっと御説明申し上げますけど、通常の狩猟期間というのは11月中旬から3月中旬でございます。
 この有害鳥獣の捕獲は新たに許可を出して捕獲してもらうのですが、これが3月中旬から始まるということで、その許可申請については、もうかなり来ております。つまり捕獲していただく方も、かなり気を入れていただいて対応していただくというような状況でございます。
 以上でございます。

志賀光法

済みません。私の言い方が悪かった、早口で言ったのでしょうか。追い払い資機材です。ロケット花火等は来年度から配付になるのでしょうか。

末次産業経済部長

平成23年度ですからなるべく速やかに、予算等の関係もございますけれども、購入を進めたいと思っております。

志賀光法

ありがとうございます。
 なぜそういうことを聞くかといいますと、本当に収穫する前に農作物の被害があるわけなのですが、壇上でも申し上げましたけれど、悪さという言葉を使わせていただきました。実は、せっかく今から夏野菜の苗の植えつけ等があるのですが、その苗を抜き去ってしまうのです。実際これからの農作物の苗つけをあきらめよう、というふうな方も出ておられるのです。
 そういうことの対応となると、先ほどのような捕獲従事者とか追い払い資機材をできるだけ早く提供していただかないと、本当に猿に一番効果的なのは追い払いと言われておりますが、反対に人間のほうが追い払われてしまうような形になります。できるだけ早い対応をお願いしたいということで、今回もこのことを取り上げさせていただきました。
 間もなく農作業が始まります。本当に小野地区が住めない状況になっては困ります。本当に困っているということで今回質問させていただきましたが、特にほかの有害鳥獣に比べて、猿は手と足の運動能力が非常に高いということで根こそぎ持っていかれる。本当に農家の方のダメージは大きいものですから、できるだけ早い対応を、今年度できることは直ちにやっていただきたいということを、お願いしておきたいと思います。
 よろしくお願いいたします。
 次に、町じゅうWiFi化の整備ですが、ことしは御案内のようにイベントイヤーの年です。国体会場でまだそういうサービスを行った地区はないと思います。宇部市が先駆けになるチャンスだと思います。恐らく今後は国体とかあらゆるイベント会場で、WiFi化のサービスの提供は当たり前のような時代になってくると思います。恐らく通信業者も、この話を持っていけば乗ってくるのではないかと思います。ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。
 県内でも萩市ではもう町じゅうWiFi化の取り組みを始めております。萩市ではまず公共施設からやっているそうです。まず、公共施設からやらないと商店街とかも乗ってこないと思います。
 実は通信会社によりましては、無線機器を無償で提供しているところもあります。自宅あるいは商店にブロードバンド環境さえあれば、無償で提供してくれます。そういうこともできますので、まず商店街の活性化にもなるのではないでしょうか。いろんな形でこれからICTを活用していく中で検討していただきたいと思います。ことしはそのチャンスでもありますので、どうかそのあたりを勘案していただきまして、対応していただければと思います。
 以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。

LinkIcon前ページへ戻る